
毎年観光の方が少なくなってくる12月中旬ぐらいから、沖縄県全体が別の活気で覆われます。
そうです!!キビ刈りシーズン到来です。
島のあちこちでこんな黄色いマシンが日々唸りを上げます。
オリオンにもここ3日ぐらいずっと聞こえるこの“ハーベスタ”の音。

機械の前にある黄色いくるくるで倒れたキビもガンガン刈っていき、余分な葉がらは風で飛ばし、必要なサトウキビの茎を後にセットしてある網に入れます。
すごく合理的な優れモノです。

さらに足回り!!この畑は結構斜めなのでキャタピラー型ですが、大きなタイヤ型もあるのです。
ぬかるんだり起伏が激しい畑にはこのキャタピラー型が大活躍♪

そしてハーベスターが動いてるところには必ず姿を現す、カンムリワシ。
収穫中の畑で飛び出してくるネズミやモグラ、ヘビなどの小動物を狙っています。


サギたちも必ずいます。彼らは飛びだす昆虫が主な目的です。


この後から出される葉っぱたちがものすごい勢い!!
コンタクトレンズをしているれいこには、間近では涙なくしては見られない風景です。

収穫後、回収を待つキビたち。


やがてクレーン付きで、柵をしてさらに高く積めるようにしてあるダンプカーがやってきて、手際良くどんどん積まれていきます。
そして島の南西部にある石垣島製糖工場へ運ばれていくのです。
この時期製糖工場の近くを走ると、運がよければ甘いいい香りがします。
ま、たいがい青臭いです・・・。
この風景は島中で長い時は4月中旬まで見られます。
このハーベスターの後から出る葉がらがものすごい勢いで噴き出すのと、ハーベスターの運転席から後はあまり見えていません。音もものすごいので、うっかり近寄ると危険です。
見かけてもあまり近寄らないでくださいね。
オリオン石垣島エコツアーサービス
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