
1月22日、南の学校で道徳の研究授業がありました。
テーマは「ジレンマ」
まず、この授業は2回シリーズ。
「国王(ラガナ2世)への手紙」という文章から、「開発推進」か?「自然保護」か?というテーマで話し合うのです。
この日は2回目の授業。沖縄県下からたくさんの先生たちが見に来られています。

だんだん先生方が増えて来て、お調子者の2年生たちのテンションは上がって行きます。反面、担任と副担任はかなり緊張気味。
副担任のひろみ先生は、緊張のためかちょこちょこ歩き回るので、残念ながらカメラに収まりませんでした(笑)。
面白いのは、親もこの授業に参加すること。参観ではなく「参加」です。
子供と同じ立場になって授業を受けます。
今2年生は全部で14名。今日は欠席者もいるので12名でした。

話し合いの結果を班ごとに発表です。
私達が子供の時にはこんな授業なかったね。道徳と言えば「モラル」のための授業なイメージしかないです。
生きて行くための方法というか、考え方と言うか、そんなものが今は私達の時代よりもきっと複雑になってるんでしょうね。
グローバルで自由で大局を見ることができるような教育を受けた彼らが大人になった時、尖閣問題も竹島問題も北方領土問題もあっさりと解決する日が来るかもしれません。

さて授業を終えた後は、先生方による研究発表会です。
その中で、子どもたちによる合唱。校歌を全学年で、その後1,2年生でもう1曲。
体育館は先生方でいっぱいです。
そしてその先生方にふるまわれる飲み物やお菓子などは、お母さんたちによる手作りです。
皆さん、ご苦労様でした。
これも沖縄の不思議な習慣?

まずは校歌。

そして各学年ごとに、自分たちの道徳の授業のテーマを劇にして発表です。
南たち2年生は 「たまごのきもち」
1学期に「アローカナ」という鶏の卵を孵化器なしに自分たちで孵そうとした時の様子を劇にしてありました。
南は、みんなで卵を回す約束をしたのに、サボる女子の役。
「めんどくさいし、1回ぐらいやんなくてもだいじょうぶじゃね??」
なんか、いつも聞いているようなセリフ・・・?。
はまり役過ぎて、役ではなくて南そのものだ・・・・。

最後は1つも孵らなかった事についての考えをみんなで語って終わりです。
・・・・でも夜、帰って来て一言
「だいたい孵化器なしに卵孵そうなんてことが無謀なんだよ。」
ああああああ、それを言っちゃおしめーよ・・・・。
はたしてこの道徳の授業は成功なのか?失敗なのか?
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