そこで朝の蝶をご紹介。石垣島は蝶ちょが1年中います。いやいやむしろものすごく暑い真夏はいないぐらいなのです。蝶ちょが好きな方は、今ぐらいの晴れた日がお勧めですね。そう、晴れたらですよ。雨が降っちゃうと虫たちは隠れちゃいますからね。
まずはイシガケチョウさんです。

以前にもお話しした都市?伝説、羽を広げて止まるのは蛾・・・って話。この蝶を見れば間違いだとわかります。彼らは必ずこうやって羽を広げて止まります。飛ぶときもなんだかヒラッ!スー ヒラッ!スー・・というかんじで、ひらひら舞う蝶の飛び方ではないのです。しかも、図鑑を見ると食べてるものに「花の蜜」がない!!獣糞とか腐った木の実の汁とかなんか地味。でも蝶なのです。分類上では区別がないのですよ、チョウとガは。
余談はさておき、このすごい模様は印象的です。欧州あたりでは、COMMON MAP 地図チョウ と呼ばれてるそうです。なんかわかる~。

次はジャコウアゲハさんです。この体のピンクが印象的です。内地ではなかなか見られないので会えると喜ばれます。幼虫も蛹も結構すぐそばにいるので会える機会も多いチョウです。羽を閉じて止まるし、花の蜜を吸ってるし、ヒラヒラ飛ぶし、チョウらしいチョウですね(笑)。

今日の最後はナミエシロチョウさんです。・・・と思われます。というのも、このナミエさんたちは個体差が激しいチョウということで有名なのです。間違ってたら教えて下さい。
今日は残念ながらメスの写真がないですが、メスは翅に黄色い部分がたくさんあって大きくて綺麗です。蝶の世界はどちらかというと女性上位で、大きくて綺麗なのがメス・・という種類も少なくありません。
虫界では哺乳類の常識が通用しないことが本当に多い、面白き世界でございますよ。
ちなみにこれもナミエさんのオス。全然違うでしょう???
よ~くみると胴体と羽の形は全く同じなんです。

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