
夏の終わりぐらいからかな、体長1センチぐらいで両羽幅2センチぐらいの小さくてかわいいこの虫さんをよく見かけるようになったのは。
ぱっと見、ハチですが、ハチの特徴である首と腰のくびれがありません。
でもおしゃれな羽と体の黄色いラインのバランスが絶妙でなんとも言えずかっこよく、でもなんだかずんぐりしていてかわいいのです。
実は正体はわかりません。知っている方がいらしたらぜひ教えてくださいませ。
おそらくスカシバという蛾の仲間だと思います。
日本にいる蝶や蛾の仲間だけでもとっても種類が多くて、沖縄まで含めるとさらに多いのです。こんなちっちゃい子たちは見落とされているんでしょうね~。
それにしても、この黄色いラインだけですぐに「ハチだ」と思ってしまうぐらい、黄色=ハチの構図が出来上がっていて、スカシバの中には黄色を上手く使ってハチに擬態する種類も多いのです。
ハチという昆虫は、どんだけ他の生き物にとって脅威なのかがよくわかりますね。
「ま、ハチに化けときゃなんとか大丈夫」的な・・・・。
・・・というわけで、オリオンではこの子たちを便宜上「プリティハチモドキ」という名前で呼ぶことにしました。
人間には黄色=ハチですが、他の生き物にもそう見えているのでしょうか?それとも違う色や輝きで見えているのでしょうか?
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